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第22話 義実家の食卓

ผู้เขียน: 菊池まりな
last update วันที่เผยแพร่: 2026-09-15 19:00:31

 日曜日の昼前、沙耶は助手席で窓の外を見ていた。

 高速を降りてから、景色が変わる。住宅街の中に田んぼが混じり始め、コンビニの間隔が広くなる。義実家まであと十五分、というあたりで、沙耶はいつも静かに息を整える。

 今日も、そうした。

 岸谷家の玄関を入ると、煮物の匂いがした。

 景子けいこが割烹着のまま出てきて、「来た来た、待ってたのよ」と言った。声は明るい。でも沙耶への視線は一瞬で、すぐ達哉に移った。「痩せたんじゃない? ちゃんと食べてる?」

「食べてるよ」と達哉が笑う。

沙耶は「お邪魔します」と言って、靴を揃えた。

 食卓には、常夫つねおがすでに座っていた。

 新聞を広げたまま、顔を上げなかった。

「お義父さん、こんにちは」
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